目標キーワードとは

目標キーワードとは自社サイトにある各ページをどのような検索キーワードで上位表示をするのかをきめ、それを目標化したものです。たとえば、自社サイトのトップページを「パソコン教室 久喜」で上位表示を目指すなら、トップページの目標キーワードは「パソコン教室 久喜」ということになりますちなみに、本サイトのトップページの目標キーワードは、「ホームページ制作 久喜」にしています。

上位表示の何度によるランク付け

目標キーワードを設定する際には上位表示の何度別に分類します。それは、3段階の難易度で次の3つに分類する方法です。

1,ビッグキーワード
2,ミドルキーワード
3,スモールキーワード

大目標=ビッグキーワード

ビッグキーワードは、検索回数も検索結果件数も多い競争率が高く上位表示が困難なキーワードです。ビッグキーワードには比較的短めの単語、または連語で、単一のシングルキーワードのものも、複数キーワードを組み合わせた複合キーワードのものもあります。

ビッグキーワードでの上位表示は最も難易度が高いです。少しでも有効な施策としては、サイトの中で最も上位表示しやすい「強いページ」であるトップページでビッグキーワードを狙うことです。なぜトップページが最も上位表示されやすいのかというと、次の3つの理由があります。

1,トップページはほとんどのサイトにおいて、サイト内で最もリンクがされているページだから
2,トップページは通常、すべてのサブページの共通点がそのテーマなっているから
3,他サイトの運営者が自社サイトにリンクを張ってくれるときは、ほとんどの場合トップページだから

中目標=ミドルキーワード

ミドルキーワードは上位表示難易度がビッグキーワードとスモールキーワードの中間程度のキーワードを意味します。ミドルキーワードで上位表示されやすいページは、カテゴリーページです。カテゴリーページとは、複数のサブページを束ねるページです。

検索エンジンはサブページよりも、このように複数のサブページを束ねるいわば「小さなトップページ」ともいえるカテゴリページを高く評価します。

「ラガービール」と「エールビール」のサブページがあり、それらに行く前にユーザーが通るページが「クラフトビール」のページになります。その場合、「クラフトビール」がカテゴリページになります。

小目標=スモールキーワード

スモールキーワードは検索回数が少なく、検索結果件数も少ない最も競争率が低く比較的上位表示しやすいキーワードです。ビッグキーワードは競争率が高く、上位表示が困難なキーワードのため、短期間で上位表示することはできません。

スモールキーワードによるロングテールSEO

ロングテールという概念はクリス・アンダーソン氏が提唱した経済理論で、SEOにこの理論を応用すると「競争率の激しいビッグキーワードでの上位表示ばかりを追いかけなくても、競争率の低いスモールキーワードをたくさん目標化して上位表示を達成すれば、効果的に見込み客が自社サイトを見に来てくれる」というものです。

例えば、ビッグキーワードとミドルキーワードが2割の集客をし、スモールキーワードで8割集客するSEO設計にするということです。ロングテールの考え方は、基本的なSEOの考え方でとても重要になります。数多くのスモールキーワードを探して1ページづつ丁寧にコンテンツを作成しましょう。

スモールキーワードを探す方法は、以下でも紹介しているキーワードを探すツールがありますのでぜひ利用してみてください。